昭和42年12月に開業してから、当院でお産をした人は1万人を超したと思いますが、高齢ですので、平成18年から分娩をやめました。そして長男の洋明が、副院長として内科の診察をしております。専門は放射線医であり、CTや胃カメラは専門ですので、皆様に診察に来ていただいたらと思います。
私は、それでも婦人科は続けて診察をしております。お産をやめても婦人科は必要です。
思春期外来、たとえば旅行、試験当日の月経の移動とか、子宮頚癌の検診、更年期疾患の予防にホルモン補充療法とか、避妊のピル、どうしても望まない妊娠の人工中絶術などがあります。
特に子宮頸癌は、ヒトパピローマビールスの感染が原因と判明しました。この感染予防にワクチンをすると、子宮頸癌に罹らないことになります。
それで当院でも平成22年より1人1年に3回、公費で注射して完了した高校生・中学生がかなりあり、副作用のあった人は当院では全然無かったのですが、全国では重い副作用“激しい痛み・痙攣等”があった方があり、マスコミでも騒がれて、厚生省も当分の間、積極的に薦めないようにと言う方針です。
また更年期の治療のホルモン補充療法には、高齢婦人に多いい骨粗鬆症による大腿骨骨折の予防に役立ちます。
以上ですが、いつでも気軽に相談、診察に来てください。
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